パニック障害を克服したブログ【最新版】

パニック障害を克服した人のブログです。ゆっくりしていってね。

パニック障害とオキシトシンの関係について

パニック障害の人ではオキシトシンという精神を安定させる物質が不足しているということがわかっています。今回は、パニック障害オキシトシンの関係について解説します。

オキシトシンとは?

オキシトシンとは別名、愛着、幸せホルモンと呼ばれ、精神を安定化させ、幸福感を充実させるのに重要なホルモンの一種で、脳下垂体後葉から分泌されます。

女性が妊娠すると、陣痛という言語を絶する痛みに耐えることができるのは、オキシトシンが増えたからだといわれ、オキシトシンには愛情や幸福感を高めるだけではなく、物理的な体の痛みや精神的な心の痛みに対抗する抗ストレス効果があります。

パニック障害の人ではオキシトシンが低下している

パニック障害の人に限らず、心の病気にかかっている人の多くでは、このオキシトシンというホルモンのレベルが低下していることが確認されています。

通常、オキシトシンレベルが高ければ、アドレナリンやコルチゾールといったストレス物質の過剰分泌は抑制されるのですが、オキシトシンレベルが低い人の場合、オキシトシンがあまり機能しないために、過度の予期不安やパニック発作などによって、精神状態が蝕まれることになります。

オキシトシンを増やす方法

このオキシトシンを増やすには、適切な食事の摂取、サプリメントの摂取、人間関係を良好なものにする、エクササイズの習慣をつける・・・・・・といった基本的なことが大切であるということがわかっています。

僕の体験談

確かに、運動をすると、気分が僕は爽快になり、深い充実感に陶酔することがあるのですが、これは運動でオキシトシンが増えたからであるということもできるかもしれませんね。

いずれにせよ、運動はオキシトシンを増やすのにかなり有効だそうです。パニック障害で苦しい方は運動の習慣をつけることを僕はまずおススメします。

まとめ

オキシトシンは、ほぼすべての心の病気にかかっている人で低下しているということがわかっています。

www.ncbi.nlm.nih.gov



パニック障害に限らず心の病気から脱却するにはオキシトシンを増やすことが大切です。

By パニック障害を克服した人